女性との喫煙(胎児や妊娠への影響)

色々調べてみましたが、喫煙が女性にとって良いと言う結果は
何一つ得られませんでした。。。。
妊娠がわかったら、不妊治療を始めようと思ったら、
すぐに禁煙の努力を始めましょう!

節煙は、かえって体に悪いという報告があります。

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医学雑誌などに見る
妊娠と喫煙の関係
喫煙と出産の関係 乳幼児突然死症候群
(SIDS)
受動喫煙の影響 WHOからの警告


医学雑誌に見る妊娠と喫煙の関係

1日20本以上喫煙する妊婦では、非喫煙の妊婦に比べて自然流産の
発生率が約2倍高くなる。

喫煙妊婦では、妊娠中期の流産が特に多くなり、これは妊娠初期の染色体異常
による流産と異なり、喫煙そのものの有害作用に基づいていると推測されている。

妊娠中の喫煙は、出生後の身体発育や知能発達の遅延も引き起こす。
(Butler, 1973)

喫煙妊婦は体調の悪さを訴えるものが多く、出産時パニックを起したり、
自分自身をコントロールできなくなりやすい。
また、前置胎盤、異常胎盤、胎児知能発達の遅れ、
胎児奇形の確率が高くなる。妊娠時に、普通〜ヘビーに喫煙していた母親の子供は、
平均で、出産時の体重で245g軽く、身長は1.22cm、頭周りが0・66cm小さい。
(Cent Eur J Public Health. 2001 Aug )

全ての喫煙妊婦が、妊娠16週目までに禁煙した場合、死産のおおよそ 25%
乳児死亡の 20% が防げるであろう。
(Am J Epidemiol 2001 Aug 15;)

全体的なホルモン治療において、喫煙者の反応は非喫煙者に比べ結果が悪く、
*成熟卵胞の問題で、(12.3 vs. 16.2) 卵母細胞の問題で(7.3 vs. 10.9)
受精においても(3.3 vs. 4.7).と喫煙者の方が確率が悪い。
また、FSH
*1も多く必要になるとの結果が出ている。
また、IVF/ETの治療を受けた135名の内、妊娠した35名の内訳は、
非喫煙者の28.8%、たまに吸う人(occasional smokers)の12.5%,
習慣的喫煙者(regular smokers)の中ではゼロであった。

*1 卵胞刺激ホルモン
(Cent Eur J Public Health 2001 May

低体重児が生まれる確率も、妊娠3ヶ月までに禁煙することにより、
低下させることができるようです。
妊娠がわかったら、不妊治療をしようと思ったら、すぐに禁煙の努力を始めましょう!


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喫煙と出産の関係

喫煙と早産・低体重児の関係
区別

早産(%)

低体重児(%)

非喫煙者

2.8 3.6

妊娠初期のみの喫煙者

4.7

6.1

妊娠中期・末期のみの喫煙者

3.6

8.0

妊娠中全経過通しての喫煙者

9.2

8.8

妊娠中全経
過喫煙で1日1〜5本の喫煙者

6.0

4.4

妊娠中全経過喫煙で1日6〜10本の喫煙者

8.1

7.4

妊娠中全経過喫煙で1日11〜15本の喫煙者

8.3

15.5

妊娠中全経過喫煙で1日16本以上の喫煙者

18.7

16.3

(鈴木雅洲,1980)

喫煙と胎盤異常

胎盤早期剥離

前置胎盤

異常出血

非喫煙妊婦

1.0

1.0

1.0

1日19本までの喫煙妊婦

1.6

1.3

1.2

1日20本以上の喫煙妊婦

1.8

2.0

1.5

(Meyer, 1977)

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乳幼児突然死症候群(SIDS) 
SIDSの定義
「それまでの健康状態および既往歴からその死亡が予測できず、しかも死亡状況および剖検によってもその原因が不詳である、
乳幼児に突然の死をもたらした症候群」
(平成6年度厚生省心身障害研究「小児の心身障害予防、治療システムに関する研究」による。)


SIDSの危険因子として疑われているもの

うつ伏せ寝(「うつ伏せ」は「仰向け」に比して約 3.0倍程度)
人工栄養哺育(「人工栄養」は「母乳栄養」に比して約 4.8倍程度)
保護者等の習慣的
喫煙
★「父母共に習慣的喫煙あり」は「父母共に習慣的喫煙なし」に比して約 4.7倍程度★
児の暖めすぎ、等。(差が出ず)

SIDSを防ぐ子育て
(1)仰向け寝で育てる、
(2)妊娠中および周囲での
喫煙を止める
(3)母乳で育てる、
(4)児を暖めすぎない等
※平成9年度厚生省心身障害研究「乳幼児死亡の防止に関する研究」報告(抄)より

保護者の習慣的喫煙について
  SIDSで死亡した児 対照児
実数 構成割合(%) 実数 構成割合(%)
習慣的喫煙あり
 
 
習慣的
喫煙なし
無回答
父母共
父のみ
母のみ
86例
187例
6例
92例
6例
(22.8 %)
(49.6 %)
( 1.6 %)
(24.4 %)
( 1.6 %)
30例
214例
5例
125例
3例
( 8.0 %)
(56.8 %)
( 1.3 %)
(33.2 %)
( 0.8 %)

厚生労働省報道発表資料より

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受動喫煙
受動喫煙の影響
胎児 流産、早産、死産、低体重児
新生児・乳児

新生児死亡、肺炎

幼児 喘息様気管支炎
呼吸器系 慢性気管支炎、肺気腫、喘息の悪化、呼吸不全
循環器系 虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)、心不全
悪性腫瘍 肺癌、副鼻腔癌
3歳児の喘息様気管支炎の発症率
家庭内に喫煙者無し 1.7
1日に1〜19本喫煙する
家族がいる
2.8
1日に20本以上喫煙する
家族がいる
3.4
(愛知県知多保健所)
非喫煙者である妻の肺癌死亡の相対危険度
夫も非喫煙者 1.00
夫が1〜19本喫煙する 1.61
夫が20本以上喫煙する 2.08
(平山雄,1981)
出典:岩井和郎著「紫煙よさようなら」
昭和59年財団法人結核予防会発行
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WHOからの警告
喫煙により世界中で毎年200〜250万人が、天寿を全うせず死亡している。
新規発生の肺ガン患者の90%は
喫煙が原因となっている。
喫煙は強制的に煙を吸わされる
非喫煙者(特に子供)に対して危険性がある。
喫煙はヘロインなどと同様に
「依存性」があり、習慣化してしまうと離脱が困難である。
喫煙はニコチンのような
薬物を体内に運ぶ最も効果的な方法であり、数分以内で脳に達する。
欧米では、タバコは薬物として扱われています。
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