| ★HRT UPDATE★ |
Prevention&Alternatives
(予防と代替療法)
今回の調査結果を見て、やっぱり薬は怖い・・・・
と思われた方も少なからずおられると思います。
否が応でも年は取っていくもの、年を取ったと言っても
この先長い・・・・
骨粗鬆症にはなりたくない、性交痛も嫌だ・・・
ホルモン療法は怖い・・・・
そんな人のための、日常生活でのTipsをお知らせします。
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●ほてり、のぼせ、多汗
・更年期症状が出るのは全体の約75%、その中で治療が必要なほど症状の重い人は20〜30%といわれています。症状がなければ、当然治療は必要ありません。
■日常生活での注意
・体調に合わせて、脱ぎ着できるよう、重ね着をするように心がけましょう。
・刺激の強い食事や飲み物を避け、カフェインを減らすようにしましょう
・アルコールを控えましょう(飲みすぎると、ほてりなどの原因になります)
■HRT(エストロゲン)とそれ以外の薬メリットとディメリット
| 症状 |
薬剤 |
メリットとディメリット |
ほ
て
り
・
の
ぼ
せ
・
多
汗
な
ど |
Vitamin E |
・メリット
ほてりやのぼせなどの症状を緩和し、発症の回数を減らす
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・ディメリット
ビタミンEには特別な毒性はない。人によっては頭痛を起こす人もいる |
| Clonidine |
・メリット
効果的な治療法。不眠の予防のために夜余分に服用することも可能
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・ディメリット
疲労感、めまいなどを感じる人もいる |
Megestrol
acetate
(黄体ホルモン) |
・メリット
効果的な黄体ホルモンによる”ほてり・のぼせ”などの治療法
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・ディメリット
体重増加。乳がんの病歴がある女性への研究が十分になされていない。 |
SSRI drugs
(精神安定剤) |
・メリット
”ほてり・のぼせ”への効果と落ち込みへの効果が証明されている
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・ディメリット
気分の変化を起こしたり、性的欲求に影響を与えることがある |
| Estrogen(卵胞ホルモン) |
・メリット ”ほてり・のぼせ”などには非常に効果的。また、膣の縮小を防ぎ、骨量の減少を防ぎ、気分を安定させる働きがある
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・ディメリット
乳がん、子宮体がん(エストロゲン単体の場合)、血栓症などのリスクが高くなる |
■代替療法
・セントジョンズワート(うつ症状に)
ご注意
アメリカのEBMに基く調査では以下のハーブは”ほてり”や”のぼせ”などの症状に対して
プラセボと同程度の効果(薬としての効果は無い)と発表しています。
・Donq Quai(当帰)
・Evening Primrose Oil (月見草オイル・ガンマリノレン酸)
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●膀胱・膣
加齢にともない、膣の自浄作用が落ちるとともに、膀胱への感染、
膣のカユミや炎症(老人性膣炎)、性交痛など様々な不快な症状が起こる場合があります。
尿失禁へのHRTの効果は否定されています。それぞれの症状に対する、
対症療法の方が効果的です。
■HRT(エストロゲン)とそれ以外の薬メリットとディメリット
| 症状 |
薬剤 |
メリットとディメリット |
膣
の
乾
燥
と
性
交
痛
な
ど |
Vaginal moisturizers
(膣用保湿剤) |
・メリット
簡単で効果的な保湿剤
薬局で手軽に買える |
・ディメリット
商品の匂いや粘度が気に入らない人もいる |
Water-soluble lubricants
(水溶性潤滑剤) |
・メリット
簡単で効果的な保湿剤
薬局で手軽に買える |
・ディメリット
商品の匂いや粘度が気に入らない人もいる |
| Vaginal estrogen ring(膣用エストロゲンリング)など |
・メリット
膣の細胞を厚くするのを助ける |
・ディメリット
エストロゲンの服薬投与と比べ低いリスクではあるが、リスクはある |
| Estrogen(卵胞ホルモン) |
・メリット
膣の細胞が薄くなるのを防ぎ、骨量の減少を防ぎ、ほてりやのぼせの症状の緩和に効果的である。また、精神状態を安定させる働きも多少はある。 |
・ディメリット
乳がん、子宮体がん(エストロゲン単体の場合)、血栓症などのリスクが高くなる |
■日常生活での注意
▲尿失禁
・日常的な運動の習慣にケーゲルエクササイズなどを取り入れると効果的です。
■HRT以外の薬(治療薬)
(膣経由でのエストロゲンの場合、体内に吸収される量が少ない((服薬の場合の1/4以下))
ため副作用が少なく、服薬よりも4倍以上の効果があるとされています)
・ESTRING(膣に入れるエストロゲンリング) ※日本未認可
・エストロゲンクリーム ※日本未認可
・エストロゲン膣錠 ※日本未認可
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●骨粗鬆症
小柄で体重が軽いアジア系は骨粗鬆症のハイリスクグループといわれています。
(小柄で細いほどハイリスクです)
HRTでの予防効果は認められていますが、治療効果はありません。
■日常生活での注意(予防)
・タバコをやめる
・1週間に3回、1回20分程度の運動をする
筋力トレーニングを組み合わせるのが望ましい
・アルコールを控える
・一日1500mgのカルシウムをとるようにする。
・一年に一度は一度は骨量を計る
・ビタミンDをとる
※以上の事を心がければ、大部分の女性の場合大丈夫だそうです。
■HRT(エストロゲン)とそれ以外の薬メリットとディメリット
| 症状 |
薬剤 |
メリットとディメリット |
骨
量
の
減
少 |
Vitamin D |
・メリット
カルシウムの体内の吸収を助ける |
・ディメリット
ビタミンDの大量摂取は血液中のカルシウム濃度を高め、心臓や肺に問題を起こすことがある |
| Calcitonin |
・メリット
骨量の減少を防ぐ |
・ディメリット
頭痛、めまい、下痢、食欲不振、鼻血(鼻剤の場合) |
| Bisphosphonates |
・メリット
骨量の減少予防に非常に効果的
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・ディメリット
この薬の服用時に胃の問題を起こすことがある
服用時大量の水と一緒に飲まないと、食道に傷をつけることがある
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| Tamoxifen |
・メリット
骨折のリスクを減らし、また乳がんのリスクを減らす |
・ディメリット
子宮体がん、血栓症のリスクを高め、ほてりや生理不順などの症状がでることがある。 |
| Raloxifene |
・メリット
背骨の骨折を防ぐ。乳がん、子宮ガンのリスクを減らす |
・ディメリット
血栓症のリスクを高め、ほてりや足の痙攣などの症状を起こすことがある |
■HRT以外の薬(治療薬)
・bisphosphonate
・raloxifene 商品名Evista(日本未認可)
・alendronate 商品名Fosamax
・nasal calcitonin(日本未認可)
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●心臓病・血栓症など
今回の調査でHRTの心臓病や血栓症に対する予防効果が完全に否定されました。
心臓病予防、血栓症予防にためにHRTをしておられる方は、
薬を変える、徐々に止める方向で動くなど医師と相談されたほうが良いです。
■日常生活での注意
・動物性脂肪の多い食事を控える
・体重を平均体重にするようにこころがける
・アルコールを控える
・運動を習慣にする(筋肉運動を週三回、一回20分程度が望ましい)
■HRT(エストロゲン)とそれ以外の薬メリットとディメリット
| 症状 |
薬剤 |
メリットとディメリット |
老
化
に
よ
る
心
臓
病 |
Statin drugs |
・メリット
コレステロール値を下げ、心臓病を予防する |
・ディメリット
この薬の服用時に胃の問題の副作用を起こすことがある |
| Tamoxifen |
・メリット
心臓病のリスクを減らすのを助け、コレステロール値を下げ、
乳がんのリスクを減らし、骨折を予防する |
・ディメリット
子宮体がん、血栓症のリスクを高め、ほてりや生理不順などの症状がでることがある。 |
| Raloxifene |
・メリット
心臓病のリスクを減らすのを助け、コレステロール値を下げ、乳がん、子宮ガンのリスクを下げる。また、骨折を予防する |
・ディメリット
血栓症のリスクを高め、ほてりや足の痙攣などの症状を起こすことがある |
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参考資料 Hormon Org NIH(Best Clinical Practices)
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